クレジットカード

親のクレジットカードの後始末 未払い残高の対処法と解約方法

【動画で紹介したサイト】

 ・全国銀行個人信用情報センター 
    https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

 ・日本情報信用機構
    https://www.jicc.co.jp/kaiji/

親が亡くなった場合、家族は遺品の整理をすることになると思いますが、その時に悩むのがクレジットカードの対応です。

そこで今回は、親が亡くなった後のクレジットカードの対処方法や注意点についてお話したいと思います。

【親が亡くなってもカードは止まらない】

持ち主が死亡してもクレジットカードは利用停止にはなりません。

家族がカード会社に連絡を入れて、はじめて利用停止にすることができます。

因みに、銀行口座口座の場合は、銀行が死亡の事実を把握した時にはじめて口座が凍結されることになっています。

なお、カードを放置していると、さまざまな問題が生じる可能性があります。

例えば、年会費が毎年引き落とされてしまうという事がありますが、それよりも怖いのは、何かの拍子に悪用されてしまうことです。

もし、悪意を持った誰かに不正使用された場合、多額の現金を失うことになります。

また近年は、オンライン化が進んでいるため、自宅に請求書が送られてくることが少なく、ずっと後になって被害に気がつくというケースも増えているのです。

なので、カードの解約はできるだけ早めにした方がよろしいかと思います。

また、クレジットカードは相続できないということになっています。

これは、カードの名義人以外は利用することはできないという規約になっているからです。

例えば亡くなった夫のカードを妻が使うというのは、もちろんダメなんですね。

もし、知らないで使い続けていると、相続の時に面倒な問題になってしまう可能性がありますので、注意してください。

【未払い残高は誰が負担する?】

親が亡くなってしまった時にクレジットカードの未払いが残っていた場合、相続人が支払をするということになっています。

ですから相続人になった場合は、支払の義務があるということになります。

でも未払い残高が多いとか、もしくは借金を背負いたくないという場合は、相続放棄することも可能です。

但し相続放棄をした場合は、親が持っていたプラスの財産 預金とか、株とか不動産とかですね、これらも相続出来なくなりますので慌てて判断しないようにしてください。

なお、未払い残高を払ったとしても、クレジットカードをそのまま使い続けることは出来ません。

これは先ほども言いましたが、カードの名義人以外はカードを利用することはできないということになっているからです。

なので、契約者が亡くなると、その時点でカードの契約は終了し、ハサミ等で切って破棄することになります。

なお、家族みんなで使っている家族カードというものがありますが、あの家族カードも亡くなった人がカードの契約者だった場合は、やはりそのカードは使えなくなるということになります。

【貯まったポイントはどうなるの?】

クレジットカードを使っていると自然にポイントがたまりますよね。

ポイントを使えば、新たな買い物ができたり、さまざまなサービスを受けたりすることができます。

亡くなった親のクレジットカードにポイントがたくさん残っていた場合、残念ですが、これは使うことはできないということになっています。

なぜかと言うと契約者が亡くなると、ポイントは失効するという事になっているからです。

なので、ポイントがたくさん残っていてもクレジットカードのポイントを相続することは出来ません。

では、マイルはどうでしょうか?

マイルというのはご存知と思いますが、航空会社が行っているポイントサービスですよね。

これは、航空会社によって 対応が違っているようです。

例えばANAの場合は、相続発生後6ヶ月以内に手続きをすれば、マイルを相続することが出来るという事になっています。

また、JALの場合は、家族会員に限り積算マイルを合算することができるという事になっています。

詳しくは、各航空会社の会員規約を確認してみてください。

因みに、アメリカ系の航空会社は相続出来ないことが多いようです。

【解約手続きの流れ】

まず最初にやる事は、クレジットカード会社に連絡をするということです。

カード会社の連絡先は、クレジットカードの裏に載っています。

その時に伝えることは、「契約者が死亡したので解約したい」これだけです。

そうすると、カード会社から、次のような事を聞かれます。

 ・契約者の氏名、住所、生年月日、カード番号、死亡日、銀行口座

  及び

 ・連絡した人の名前、連絡先、契約者との関係

なので、できれば電話する前にこれらの情報を手元に置いておくと、スムーズに終わると思います。

最後に カード会社は、カードの利用を停止し、未払い残高の請求をするという事になります。

この時、亡くなった親の銀行口座が 凍結されていない場合は通常通り支払日に引き落としされるということになっています。

一方、亡くなった親の銀行口座が既に凍結されていた場合は、相続人の元に請求書が届くということになっています。

なお未払い残高がない場合は、特に問題はありません。

【解約したのに引き落しが止まらない!】

最近は、さまざまな固定費をクレジットカードを通じて、引き落としていることが多いと思います。

例えば、ガス、電気、水道、スマホ代などですね。

これらの料金をカード経由で引き落としているという場合、クレジットカードを解約してもカード会社から自動引落としはとまりません。

引落しを止めるには、大元の契約先 ガス会社とか電力会社とかですね、にに連絡して解約することになります。

なお故人がクレジットカードを使っていたか分からない場合はこちらに問い合わせてください

 ・全国銀行個人信用情報センター
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

  又は

 ・日本情報信用機構
https://www.jicc.co.jp/kaiji/

これらの信用情報機関はクレジットカード契約者の情報を把握しているので、どのようなクレジットカードを持っているのかなどを教えてもらう事ができます。

但し、連絡する際は契約者との関係が分かる戸籍謄本や本人確認書類などが必要となります。

詳しくは、こちらのHPに記載されていますので、参考にしてみてください。

#クレジットカード #未払い残高 #解約方法

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